ときどき「おわり」をつくるという考え方
介護という旅は見通しが立たないものです
ときどき介護と育児を比べて話す人がいますが
たしかに似ているところもあるかもしれません
しかし いちばんの違いはなんでしょう?
それは「おわり」があるかどうかだと思います
育児はいずれ成長して自分でできることが増えてくると
だんだん手がかからなくなってきます
しかし介護はどうでしょう?
多くの場合はゆるやかに自分でできないことが増えてきます
つまり はっきりとした「おわり」が見えないのです
ひとは「おわり」が見えないことが苦手です
辛いことであれば いつまで続くのかわからないことは苦痛に感じます
楽しいことであっても いつまでも続く時間は思いっきり楽しめません
目標を立てても いつまでに というおわりがないと達成されることはないでしょう
じゃあどうしましょう?
「おわり」が見えないときはつくってしまいましょう
火曜日と金曜日はデイサービスの日だからあと何日で「おわり」だ
今週がんばれば来週からはショートステイだからあと何日で「おわり」だ
こまめに「おわり」をつくりながら 介護するひとも されるひとも
ときどき休みながらやっていきましょう
楽笑では制度や制限にしばられずに小さな「おわり」をつくることができます
まずはご相談ください
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